こんにちは!
今回はハングルの勉強法について話していこうと思います。
ハングルって何か知ってますか?
ハングルは、韓国語のアルファベットみたいなものです。
子音が19個、母音が21個で40種類あります。
つまり、40種類のハングルとハングルの使い方を覚えちゃえばいいということです。
ハングルの覚え方
まずは、この40種類のハングルをどうすれば効率よく覚えられるか?についてです。
今から紹介する方法は、他の勉強にも応用できるので、ぜひ活用してみてください。
で、どんな方法かなんですが、「ひたすら繰り返す」。
これだけです。
え?って思った方もいるかもしれませんが、繰り返せば絶対覚えられます。
具体的にハングルを例に挙げながら、説明していきます。
子音は、「ㄱㄴㄷㄹㅁㅂㅅㅈㅊㅋㅌㅍㅎㄲㄸㅃㅆㅉㅇ」こんなふうにあります。
これをひたすら音読して覚えていきます。
子音なので、アルファベットで言ったら「G」とか「N」とかと同じってことになります。
なので、それだけだと発音が難しいため、「あ」の音の母音をつけ加えて読みます。
で、どうなるかというと、さっきのハングルが
「が,な,だ,ら,ま,ば,さ,じゃ,ちゃ,か,た,ぱ,は,っか,った,っぱ,っさ,っちゃ,最後は無音」
こうなります。
これを、ハングルを見ながら発音していくということです。
ひらがなで表しきれない部分もありますが、とりあえずはこれで大丈夫です。
ちなみに、意識して発音するとネイティブっぽくなって、覚えとくといいのが空気の量です。
ハングルが並んでる左から順に8個目までが、発音するときに一番空気の量が多い子音です。
で、次の5個が最初に並んでいるのより、空気の量が少なくなります。
次の5個は、一番空気の量が少ないです。
イメージで言ったら、最初の5個は、「がぁ~~、なぁ~~、だぁ~~、、」みたいにできて、
次の5個は、「かー、たー、ぱー、、」みたいになって、
最後は、口から空気が出ないように喉の奥で発音するように「っか、った、っぱ、、」みたいになります。
あくまでイメージです。難しいと思ったら音声も聞いてみるとわかりやすいです。
これらを意識して、発音していきます。
手順としては、まずは見ながら発音。
で、今度は見ずに発音。アウトプットです。
スマホでこれを見てる方は、いったんスマホを裏返して頭の中で考えて発音します。(これがマジで大事)
思い出せなくてもしばらく考えて、思い出せなかったらスマホを見て確認します。
これをひたすら繰り返すということです。
母音も同じようにやっていきます。
母音は「ㅏ,ㅑ,ㅗ,ㅛ,ㅐ,ㅒ,ㅚ,ㅘ,ㅙ,ㅓ,ㅕ,ㅜ,ㅠ,ㅔ,ㅖ,ㅟ,ㅝ,ㅞ,ㅡ,ㅣ,ㅢ」こんなふうになってます。
さっきみたいにひらがなで表すと、
「あ,や,お,よ,え,いぇ,うぇ,わ,うぇ,お,よ,う,ゆ,え,いぇ,うぃ,を,うぇ,う,い,うい」です。
ながすぎてわけわからん状態です。
でも、大丈夫。こういう時は分割です。
この母音を2つに分けましょう。
左から9個目のㅙまでと右ので分けます。
母音の規則としては、長い棒が立てにある場合、
短い棒が右にあるときは、口が大きく開いて、
短い棒が左にあるときは、口を小さく開きます。
で、長い棒が横にあるとき場合、
短い棒が上にあるときは、口を大きく開き(長い棒が立てにある時よりは小さく)、
短い棒が下にあるときは、口を小さく開きます。
長い棒が縦にあるときのほうが、横にある時より口を大きく開きます。
つまり、口の大きさを大小で表すと、(長い棒の位置,短い棒の位置)
(縦,右)>(縦,左)>(横,上)>(横,下)
っていう風になります。
ハングルの種類を読み方と一緒にまとめると、
①子音は 「ㄱㄴㄷㄹㅁㅂㅅㅈㅊㅋㅌㅍㅎㄲㄸㅃㅆㅉㅇ」
読み方 「が,な,だ,ら,ま,ば,さ,じゃ,ちゃ,か,た,ぱ,は,っか,った,っぱ,っさ,っちゃ,最後は無音」
②母音は21個を2つに分ける
「ㅏ,ㅑ,ㅗ,ㅛ,ㅐ,ㅒ,ㅚ,ㅘ,ㅙ 」
読み方 「あ,や,お,よ,え,いぇ,うぇ,わ,うぇ 」
「ㅓ,ㅕ,ㅜ,ㅠ,ㅔ,ㅖ,ㅟ,ㅝ,ㅞ,ㅡ,ㅣ,ㅢ」
読み方 「お,よ,う,ゆ,え,いぇ,うぃ,を,うぇ,う,い,うい」
こうなります。スクショしていつでも見えるようにして何回も見まくりましょう。
ちなみに、母音の上のグループの「お」と下のグループの「お」は発音が違います。
上の「お」は日本語の「お」に近いです。口を閉じて発音。
下の「お」はどっちかって言うと「あ」にちかい発音です。「お」と「あ」の中間くらいで発音します。
で、さっきのハングルの発音をどう勉強するかをまとめると、
- まずは見ながら発音
- 次に何も見ずに発音
- 思い出せなくても頑張ってみる(思い出そうとするのが大事)
- 最後に見て確認
- 1~4をひたすら繰り返す
こんなかんじです。
ハングルの基本的なルール
続いてハングルのルールを紹介します。
ハングルを覚えたとしても、基本的なルールがわからなければ、読むことができないので簡単なものだけ紹介します。
ハングルの構成
ハングルは子音と母音の組み合わせで成り立っています。
基本的には、ハングルの組み合わせには3つのパターンがあります。
2つの文字で構成
1つは、子音と母音が1つずつあるものです。
左に子音、右に母音です。
例えば、「가」があります。ちなみにこれ読めますか?
ㄱとㅏがくっついてできてます。
そうです。「が」です。
3つの文字で構成
次に、左に子音があり、右に母音があり、下にも文字があるものです。
下の文字はパッチムと言い、これがあることで次に続く文字の読み方が変わったりします。
たとえば「강」があります。
これは、「がん」って読みます。「ㅇ」が下に来ると「ん」の発音になります。
「ん」の発音は3種類あって
舌を歯にあてる発音、舌をどこにもつけず浮かして発音、口を閉じて発音っていう風になってますが、「ㅇ」は舌をどこにもつけずに発音します。
パッチムのルールとしては、
「ㄱㄷㅂㅅㅈㅊㅋㅌㅍㅎ」が小さい「つ」の発音に変わります。
「ㄴㅁㅇ」が「ん」の発音に変わります。
「ㄹ」が、るって言う手前で止まるような発音に変わります。
とりあえずこれだけ覚えとけば大丈夫です。
4つの文字で構成
で、最後に左上と右上と左下、右下にそれぞれ文字があるハングルです。
例えば「닭」これはパッチムが二つ付いているパターンです。
基本的には、左下のパッチムだけが発音されます。 さっきのパッチムのルールと同じような感じです。
ですが、例外があって、例で挙げた「닭」のように下の2文字が数字に見える二重パッチムは、右下が発音されます。
つまり、普通は、「닭」を「たr」って発音しますが、下の文字が数字みたいになってるので、「たっ」って発音するっていうことです。
「닭」の下、27に見えますよね。そういうことです。
わかりやすくてよかったあああああ。
音の変化
パッチムの後の文字の発音が変わることがあります。
覚えておくべきなのは、パッチムの後に「ㅇ」から始まる文字で続くときです。
このときは単純で、「ㅇ」が消えて、パッチムと次の文字の母音が合体するだけです。
つまり、「한국어 」はそのまま読むと、「はんぐっお」ですが、実際は3文字目の子音が消えて2文字目のパッチムが3文字目の子音になり、
「はんぐご」と発音します。ちなみに意味は「韓国語」です。
これだけなので慣れれば簡単。
あと覚えておくべきなのは、最初の文字は点々がなくなるということです。
どういうことかというと、「가」って「が」って読みますよね。
でも一番最初に来ると、「か」になるということです。
韓国語で「行きたい」は「かごしっぽ」です。
この「か」は実は、「가」なんですが、「がごしっぽ」とは発音しないということです。
そのほかにも、たくさん発音が変わるものがありますが、完璧に覚えなくても大丈夫です。
使っていくうちに覚えられるので。
ただ、意識しておくと良いことがあるんですが、
それは、読みやすい読み方を考えるということです。
どういうことかというと、
たとえば、角膜という意味の「각막」。
発音の規則に従って発音してみると、「かっまっ」。
いいずらいですよね。
ですが、実際に発音すると「かんまっ」になるんです。
1文字目のパッチムの「ㄱ」が「ㅁ」にかわってしまうんですが、
これも読みやすいからってことで理解できます。
なので、これから発音が変わったりしたときは、読みやすいからかなと意識してみると、すんなり覚えられます。
僕も正直発音の変化は覚えてませんが、間違えずに発音できてます。
なのであなたもぜひ読みやすいから変化するんだということを覚えておくことをおすすめします。
ハングルのルールはちょっと複雑でしたが、何回も読んだら絶対理解できるので頑張ってみてください。
一回で覚えるのは絶対無理なので、安心して何回も見てください。
今回は以上です。一緒に頑張っていきましょう!
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